設定狙い編3本目の記事になります!1,2本目はこちらから確認してみてください。
1本目の記事では、設定狙いにおいてデータ採取は必須だけど、データを取るだけじゃだめだよ!という趣旨で書いてきました。
そして、イベントのまとめサイトにあるデータを入場前にチラ見してるだけだとそれはみんなしてることなので、設定狙いをするうえで知らない方が損する情報ですよ。というのを書いてます。
2本目では、ホールの選びをするうえで必要な事や、ホールについて情報を仕入れる中でこんなことを知ってるといいよ。という点を長々と話してきました。
3本目である今回は今ホールに置いてある台のおおまかな特徴と、店側としてはその台をどう扱っている事が多いか。という点について書いてきます。
6号機の特徴
ここまで読み進めてきて、やっぱり難しい要素が非常に多いのが設定狙い。
しかし、それをすべて解決している6号機が存在します。
設定判別が非常に早く、確定画面が出やすい
高低の見切りが非常に早く、456は中身がわかりにくいことが多いですが、12だった場合の見切り速度が5号機ではありえない程早いです。
これが6号機の特徴と言っても過言ではありません。
現状存在している6号機で、一番判別が難しいと言われているのが、まどマギ叛逆です。
しかし、難しいと言いながら甘いベース値(50g/1k)に加えて2500g(3時間ほど)回せば少なからず下は見切ることができます。
※チェンクロなども難しいですが、メイン機種で設定が入るものに限定してます。
この難易度で6号機の中では難しいんですから他の台はお察しですよね…
また、叛逆が6号機の中で難しいと言われている理由に、設定が確定する画面が少し出辛いという特徴があります。
叛逆に関しては比較的、5号機の確定画面出現頻度くらいしか出現しないので、純粋な判別で高低を意識することが多いです。しかし、他のメインで動く6号機(リゼロや天昇やエウレカ3)は非常に高設定確定画面が出やすいという特徴があります。
これによって、低設定の誤爆どころか低設定の確信が早く、非常に早い段階で見切られるようになりました。
高設定と低設定で終日の稼働及びグラフが顕著である
さっきの判別に加えて、データを取るという面ではここが非常に重要です。
データを収集する際にグラフや稼働量から、当日のホール状況や高設定の量、はたまた設定4.6の区別までがある程度できちゃいます。
データ取りをする上で一番欲しい情報がウェブ上から分かる。データ取りをしたことない方からするとピンとこないかもしれないですが、データだけで当日のホール状況が目に浮かぶ状況ってデータ取りの上で非常に重要なんですよね。
ホール状況とは何かというと、
低設定グラフまでまんべんなく動いてる状況
⇒稼働量が多く、移動が厳しい状況だった。
⇒ホールの期待感から、高設定が見つかっていても高設定を探した形跡がある。
⇒一般のお客さんも多く稼働してる可能性がある。
などなど…どう捉えるかは様々ですが、
朝一から高設定”だけ”動いているホールは既に、癖を見切っている専業ないし設定狙いをしている人が数人いる可能性がある
このパターンは特に注意が必要で、ホール内に高設定は存在するが既に数人のライバルがいる状態…
リゼロなら朝一全台のカードが捲られてるみたいなパターン、ガックンチェックで全台動いてる状態などであればデータで絞って先に6を取れる可能性もありますね。
と、いった具合に6号機があるだけである程度ホールの情勢が読めることが非常に多く、これが非常にメリットが強いのです…5号機とジャグラーだけでは絶対わかりません。
先程、書きましたが、ツモるにはとにかくそのホールの情報が常に優位にあることが必須なのでネット上にあるスランプグラフだけでここまで見えてしまうというのが核心を得すぎているんですよね。
なので、ホール情報が一切ない新地から始める場合は、まずは6号機の動向からチェックしましょう。
これは、今のホール環境において必須条件になってきますかね。
5号機(AT機、ART機)の特徴
まあ、あんまり書く事はないんですが…
5号機で一番チェックしたい項目はずばり、
朝一から動いているかどうかです。
理由は簡単です。朝一の抽選を受けてわざわざ5号機が埋まるということは、その5号機島には設定が入っている可能性が非常に高いからです。
逆に、設定が見込めないホールでも星矢や凱旋が埋まってる場合は、毎日全リセをしているホールの可能性も出てくるので、この場合はハイエナもおいしいし、設定狙いでも朝一の動きが変わってきたりします。
ただ、5号機は粘られていたから、すぐやめられていたからといって設定の有無が判別するのは非常に困難です。
しかし、番長3やまど2などの5.5号機は比較的顕著に設定がない場合の見切りが早い傾向にあります。
なので、特定日などを探すときに役立つことが多いかもしれません。
しかし、設定狙いで稼ぐという面で見ればやはり6号機の方が簡単なので、根拠が作れるまでしっかりデータと睨めっこしましょう。5号機でバシバシ狙えるようになればそのホール内では相当データ傾向がつかめているはずです。
Aタイプ(主にジャグラー)
出ました。設定狙いと言えばジャグラー。ネット上では一番簡単と言われるジャグラー。
んなことねぇよ!未だにツモ無理だわ!w( ゚Д゚)←へたくそ
あのピエロさん、ゲーム性の簡単さに見合わず、一番設定狙いでは難しいです。間違いない!
なぜなのか…というと、
- 設定差のある部分が1日たかだか1万回転ではちっとも収束しないからです。
- 設定示唆が一切ない、設定の上下で顕著な設定差が存在しない。
という、特徴が故に、誰でも触りやすく誰でも高設定に座れる可能性がある一方で、稼ぐためにはあいまいな要素が非常に強く、設定狙いにおいては最高難易度です。
ですが、長期的なデータを取ることで、抽選を受けなくても座れることや多くのデータが必要になりますがホール傾向を知る上では欠かせない存在になります。
ジャグラーのデータを取ると何がわかる??
ジャグラーを含むAタイプは、短期的なデータは非常にわかりづらい…一方で、長期的なデータを収集することで逆に信頼度の高いデータになります。
データとして顕著に出やすいのはこちら!
- ホールの平均設定が見えやすくなる
- 1に続いて、顕著に6があるのか…それとも中間ベースなのか
- どの場所に設定が入りやすいか
- 設定変更の上げ下げの傾向
ででん!4つもありますw
1.2.平均設定や設定ベースの推測
ジャグラーだけの全台のデータを取り続けると、まず1か月全台の総回転数/B+Rで〇百万回転くらいの合算が算出されますね。まあホールに多いアイムジャグラーで見てみましょう。
設定 | BIG | REG | 合算 |
設定1 | 1/287 | 1/455 | 1/176 |
設定2 | 1/282 | 1/442 | 1/172 |
設定3 | 1/282 | 1/348 | 1/156 |
設定4 | 1/273 | 1/321 | 1/147 |
設定5 | 1/273 | 1/268 | 1/135 |
設定6 | 1/268 | 1/268 | 1/134 |
(なんで合算で一番わかりにくいアイムにしたんだろうw)
といったところで更にざっぱに行くと、設定1.2は約1/175、3.4は約1/150、5.6は約1/134になりますね。
俗にいうボッタホール!は1か月くらい全台のデータを取ると大体1.2の1/170くらいに落ち着く事が多いです。というのもジャグで1を使うことを考えづらいのを考慮すると、「オール2で1か月全部運用してる可能性が高い。」と結論づけることができます。
逆に、3.4あたりの1/150くらいに落ち着いたらどうでしょうか。もちろん、オール中間の可能性もありますが、顕著に悪いものといいものがあった場合はこう推測できませんか?
「月に何度か設定56が使用されている」
と、推測することがきます。(もちろんオール中間で運用してる可能性もあります)
逆にオール34での運用ってかなり優良ホールですけどねw
これは、閉店までpayoutが大きく変化しないからこそ見つけることができます。月平均が1/150くらいに落ち着くホールでは、6号機でも結構4以上を扱ってる傾向が強いです。
そして、ジャグラーの平均回転率はそのお店の信頼度に直結していると言えます。ジャグラーすら動かないお店はなかなか設定を探すのが大変かもしれません。
逆に、イベント日だけ動いてる場合はイベント日は何かしら仕掛けがありそうですね。
3.どの場所に設定を使っているか
この要素、お店の店長の趣向が大きく出ることが多く、癖を読むうえで非常に手助けになることが多いです。
というのも、一番わかりやすいのは角台、角2に設定を使ってるか否かです。使ってる傾向が強い場合は先程と同様に6号機なども同じ場所に入っている可能性が高く、角傾向が強い場合は5号機でも同様に狙える可能性も…という風に推測できたりします。
逆に設定が入ってそうな痕跡が毎日あってもバラバラで不規則な場合は読みづらいホールの可能性が高いですが、何かしら別の要因で癖を探しましょう。
4.設定の上げ下げの傾向
先程の設定が入る場所と非常に似ている要素ですが、Aタイプは収束はしづらいですが、データの件数が多くなればなるほど傾向が見えてきやすくなります。しかし、ここが非常に難しく、柔軟な見方ができないとなかなか気づけませんw
この、なかなか気付けないという点が、ジャグラーの難しさに直結しています。3.の項目で例題で角.角2という話をしましたが、実際はもっと複雑な配分であることが多く、非常に多量のデータから統計的に算出しないといけません。
実際にどんな傾向があるのかと、ざっと書きますがあくまで一例です。
- 不発台(高設定低設定を含む)の上げ下げ傾向
- 前日好調台(低設定の誤爆)を上げる傾向
- 高設定の不発の据置傾向
- バケ先行台(低設定の誤爆)を上げる傾向
よく聞く4項目の高設定を置くパターンをさっと書きましたが、いかがでしょうか?わかる気がしますか?
私はわかりませんwジャグラーの強いお店のデータ3か月とかを全部記録してたこともありますが、結局見えてこなかったりしました…努力と結果がイコールにならないことが多いです。
ただ、先程も書きましたが分かりづらい情報ほど見つけた時のリターンは非常に大きいです。
それぞれの台の運用傾向
ここまで、6号機・5号機・Aタイプを大雑把に3種類に分けて、それぞれの特徴を書いてきました。
もちろん、それぞれの機種ごとの特徴を全て網羅している事が理想ですが、実際はそこまでする熱意と時間なんてないのでおおまかな機種に分けましたw
急に話が分かりますが、”運用傾向”って誰目線だと思いますか?
データ採取をしている自分たちの話じゃないんです。
設定を入れる店舗側の設定師(店長)です。
人の気持ちなんて知らんわ!!って言いたいところなんですが、今まで長々と店舗の周辺の情報を見ましょう。と言い続けてきたのは、店を管理している側の気持ちに立ってデータ取りをしてほしかったからなんです。
逆に、この特徴が見えてしまえばもうデータを取らなくてもある程度そのお店で立ち回れると思います。
話を戻すと、大まかな台の特徴を書いてきましたが、それぞれの特徴についてお店側はどう感じているか。
考えたことはあるでしょうか?大丈夫だよ!って方はこの記事はここまでで構わないと思います。次の記事へ進んでください。
6号機に設定を使う理由
特徴の部分で書きましたが、6号機全般に言えるのが“台単品で判別が完了してしまうほど、挙動が設定に忠実なこと”です。
ホール選びの際にも触れましたが、6号機の出現によって今までベタピン据え置きホールが一気に変わって設定を使い始めたりリセットをかけ始めました。
設定が顕著にわかってしまうので、低設定だけだと稼働がつかなくなってしまう。
これがホール側の悩みな反面、設定を使う理由はたった一つです。
お客さんに対して当店ではしっかり出玉を還元しますよ
という、アピールの為に使います。なので、お店側としては回してもらわなきゃ設定を使う意味がなくなってしまうんです。
しかし、過疎店では普段から設定に期待しているお客さんがいることが少なく…ただちまちま抜かれてお店の信頼が上がらない。という問題を抱えていたホールも多かったはず。
下が動きにくい分、高設定がしっかり動くという特徴があるので、現時点で朝一から客付きがよくて、全台が埋まってスタートするようなホールよりも、そこそこ小さめであまり客付きがよくないホールでよく設定が使われる傾向にあります。
もちろん、大型ホールであっても期待感というのは必要なので、4をちりばめたり、1台だけ6を入れて当たりを作ったりといった使い方をしているホールは多いですが、6号機の運用が落ち着いてきた現在は全6派手に!というお店はごく少数だと思われます。
5号機に設定を使う理由
5号機に設定を使う理由はさっきの6号機の悪いところがすべて物語っています。
吸い込みが早く、大きい波を描きやすいことです。
6号機はグラフで高設定が見える分、低設定の見切りが早くホール側が稼ぎづらい(運用しづらい)というホール側から見ると最悪の弱点があります。
つまり、ホールとしては5号機だけで運用したい、と思うほどに6号機は扱いづらいです。
ホール側から見ると、すでにお客さんからの信頼が得られててイベント日などに朝一からある程度の台が動くホールはメインで設定を扱っていると思います。
前の記事で少し触れましたが、朝一のお客さんの動きを見ていると非常に顕著かと思います。
設定が見込めるホールではこぞって今現在(2020/02/15)では、番長3と凱旋から埋まるホールが多いはず。
波が荒い分判別が6号機に比べて遅くなりやすく、閉店考慮をした場合payoutが表示より辛くなるためです。
先ほど、6号機は過疎ホールでは…と書きましたが、有名店などは逆に現在は5号機が主流です。
また、判別が遅くなることによって稼働率が落ちづらい点も相まって、ホールの期待感がより大きく見えるので、6号機と5号機が入り乱れてる現在では間違いなく5号機をメインにするホールが多いと思います。
6号機で一番稼働がついたリゼロや天昇、叛逆などは島でも多くても10台が限界で、やはり20.30台の大型機種となるとやはり5号機の派手さに軍配があがりますね。
6号機だけになったときやっていけるんだろうか
先日例にも挙げましたが、番長3を全6などは宣伝効果が非常に大きく、朝一の番長3だけを狙いに数百人が並び…なんとなく入店して番長3に座れなかったから別の台で…という稼働貢献が見込めるので全6なんていう派手な使い方ができます…。
番長3を20台全6にしたときの差枚客側が+10万枚もほかの台から回収してチャラだよ!w
ジャグラーに設定を使う理由
(ジャグラーの画像なかった…w)
AタイプのまどかAとかクレアなどのハイスペAタイプは5号機と同じ出玉アピール要因です。
主に見たいのはやはりジャグラーです。
一番の特徴は、ご存じの通り設定示唆が一切出ません。
これが非常に恐ろしいところで、ジャグラーの判別要素って主に「合算、レグの回数、ぶどう」だと思いますが、全部出玉に直結した部分なんです。
つまり、
出てれば6、出てなければ1なんです。
AT、ART機ならこんな判別の仕方しませんよね?当たり方でこれは差があるやつ…これはないやつ…って判別できます。
しかし、ジャグラーは8000Gで40-40でも設定1の可能性が残りますし、まあ普通に考えると6なんですがオールベタピン店でその履歴でも6って思わないですよね?じゃあ逆はどうでしょう…
そこが非常に怖いところです。
しかし、先ほども書きましたが分かりにくい=ホール的には設定を使いやすいので、多少なりと設定は入ってます。というか、ホールで一番ベースが高いのはジャグラーでしょう。
しかし、6も確信することはできないし、その日の履歴では一切と言っていいほど設定が判別できない上に、非常に簡単なゲーム性も伴って初心者ほど高設定を狙います。
なので、ホール側はオール1で運用しちゃえばいいんじゃない?という極論も可能ですが、今は便利な時代です。全台平均が見れたりしますね。
前記事で貼ったジャグラーのデータですが、イベント公約を無視したフラットなデータで見てください。真ん中のほうは確かに良さそうですが、976番台はビッグが走ってるだけ(レグ合算1/308)にも見えますし、逆に983番台なんかまだ可能性(レグ合算1/344)ありますよね。
この場合は公約で5台並びというある意味傾向があるから傾向として狙うことができます。が、実際データでもわかりますが、多く動いてるのは974-979の6台です。つまり、1台はおそらく設定2.3をぶん回してます。
これだけ目に見える傾向があっても完全に分からない台を普段、直近何日のデータで判別が可能でしょうか?答えはNOです。
つまり、稼働率向上のためにある程度設定は普段から使用して見栄えをよくするために、ホールは設定を使用しますが、設定4でもごまかせたりするので設定4.5あたりをちりばめているホールが多いんじゃないでしょうか。
たまにマイジャグなんかを全台系で見せておくと、それ以降の稼働も間違いなく上がるので(過去データに全台を使ったとまとめてもらえるので)あえて全台2にしておくなど…その入れるタイミングを傾向から掴めれば安定して勝てるようになると思われます。
個人的には一番面白い(ホール側がw)入れ方が末尾イベントでジャグラーの特定末尾を設定4にしておくとかですかねw
まとめ
本記事では、設定狙いにおけるそれぞれの台の特徴をここまで書いてきました。
少しまとめると、
- 6号機は設定がわかりやすいが、低設定が見切られやすく、高設定挙動が確認できると終日空きづらい。過疎ホールで設定を使いはじめのアピールとしてよく使用されます。
- 一方、5号機は波が荒く設定がわかりづらい。期待感があるホールでは低設定が長く粘られている可能性があり、逆に高設定が空く可能性もある。イベント日の信頼度が高いホールでは朝からフル稼働になる傾向にあり、全台系だと派手な設定アピールにつながる。
- ジャグラーは設定が終日回しても一切わからないことがある。試行回数が増えても設定が確定しない。初心者でもさわりやすく、ホールでの稼働貢献具合はおそらくNo.1。イベント日のアピールや通常営業でも単品の高設定が存在するが、台のデータに騙されやすく、低設定でも長期間動く可能性が非常に高い。
といった具合でまとめてみました。次回以降は、それを踏まえてデータをどう集計していくか、という記事を書いていく予定です。
この記事で書いてることは非常に大切なので必ず理解したうえで次に進んでください!
私の感じる設定配分という見方なので実際は全然違う可能性もありますし、ホールごとの傾向は一切変わってきますが、この記事では、お店側はこんな考え方で設定を使ってるんじゃないかと予測しながらデータ取りが必要です、ということを意識していただければと思います。